人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

raku-nico.

rakunico5.exblog.jp

ヒトリゴト図書館5


シビレた。

この言葉につきます。。。




今日は本ではないですが、どうしてもこの興奮、覚めやらず…

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント




才能は才能と出会うことによって昇華する。


世界はこの先、誰のために、各々の才能を発揮すればいいのだろう…


大げさかもしれません。
ですが、こう言わずにはいられないほど「身震い」しました。



*****








我が家はマイケルジャクソンが好きでした。
私はタイムリーに聴いていたほどではないのですが、夫はまさにその世代でした。

結婚後から私も少しずつ夫の影響で聴き出し、長男はマイケルで育ったほどです。


元々、映像関係が好きな夫。
当然、優れた映像としてマイケルのPVを熱心に見ていました。


我が子にも「優れた素材を…」とマイケルを特に見せていました。
夫は「エンターテインメント」としてのマイケルを重視し、繰り返し繰り返し、2歳の子供に見せるものですから、時々私はヒヤヒヤしたりもしました。
だって、マイケルの映像には時に、ちょっと卑猥なシーンもあったりするのです。

まぁ、当然2歳の子にその分別がつくはずもないのですが。。




お兄ちゃんは、それはもうハマりましたよ。
何度も、何度も。
言葉の出の遅かったお兄ちゃんがマイケルジャクソンだけは言えるのです。
といっても「マイジャ」とね。
「まいじゃ、みる。まいじゃ、みる」と何度もせがまれたものです。




*****



昨年、6月のとある金曜の朝。
速報でマイケルの死を知りました。
すでに仕事に向かっていた夫にも電話し、登校前だった子供たちにも知らせました。
ムスメやチビはぽかんとしているものの、
お兄ちゃんだけはたいそうショックを受けていました。
マイケルの死に直面し、ショックを受ける8歳児。
なかなかいませんね。。。



そう、夫は私の作ったトレーナーに「マイケルのワッペン」を付けてくれ…
というほどですもの。
2年も前の作品ですが、今でも大事に着てくれています。



*****


映画館にこそ行けなかったものの、DVDの発売を、夫より楽しみにしていたのは私の方です。

さっそく、子どもたちと、最初の下りを…
その後、じっくりゆっくり、一人で鑑賞しました。



まさに、才能と才能がぶつかり合い、さらなる「完成へ」と昇華する。


世界中の「一流」と称される人々。

それは舞台監督であったり、
ダンサーであったり、ギターリストであったり、コーラスであったり、ピアニストであったり…
振り付け師であったり、
美術担当の方々であったり、照明の方々であったり、音響担当の方であったり…


数えきれないほどの世界中のトップが「一人」と共演するために集う。

そしてその唯一無二の「一人」はすでに存在しない。。。



世界はこの先、誰のために各々の才能を発揮し、そしてその才能で、世界中の人々を魅了できるだろう。



*****


マイケルにまつわる様々な思い。
人それぞれだと思います。

スキャンダラスなもの…
最高のエンターテイナー…

今まで出会わなかった人も、死後、出会った人も。
これから先出会うつもりもない人も。

それぞれだと思います。

マイケルが残した「メッセージ」「世界に託した想い」をここで私が語るのも、いっちょまえ過ぎます。
語れません。


ですが。



「マイケルは誰よりもフレンドリーであり、そして誰よりも謙虚であった。」


劇中で語られていたこのセリフ。
これだけ、観賞後の最大の感想として残しておきたいと思います。



唯一無二の才能に伴う富や名声、地位。
そして、彼をめぐるさまざまなスキャンダル。
それこそ収まりきらないほどの「想い」を持ちながら、決しておごり高ぶらず謙虚であった。



何か、一つでもいい。
マイケルが願った未来が実現ますように。
だって、その願いは人類一人一人、当たり前に幸せを感じることができますように…というものなんですもの。
すくなくとも、未来ある多くの子どもたちが当たり前に過ごせますように。




(また、語ってしまいました。。お恥ずかしい^^;)





by raku-nico | 2010-01-31 09:52 | books*
<< ヒトリゴト図書館6 パーカージャケット >>